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愛媛大学学生懲戒処分規程

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規 則 第 5 号

  (趣旨)

第1条 この規程は, 愛媛大学学則(以下「学則」という。)第51条及び愛媛大学大学院学則(以下「大学院学則」という。)

 第56条に規定する懲戒に関し,  必要な事項を定める。

  (定義)

第2条 この規程において,  次の各号に掲げる用語の意義は,  当該各号に定めるところによる。

(1) 「学部等」とは,  学部,  研究科及びスーパーサイエンス特別コースをいう。

(2) 「学部長等」とは,  学部においては学部長,  研究科においては研究科長,  スーパーサイエンス特別コースにおいては   スーパーサイエンス特別コース長をいう。

(3) 「教授会等」とは,  学部においては教授会,  大学院においては研究科委員会又は教授会,  スーパーサイエンス特別   コースにおいてはスーパーサイエンス特別コース運営委員会をいう。

  (懲戒の対象)

第3条 懲戒の対象となり得る行為は,  次の各号に掲げるものとする。

(1) 刑罰法規に抵触する行為

(2) 人権を侵害する行為

(3) 交通法規に違反する行為

(4) 情報倫理に反する行為

(5) 試験等における不正行為

(6) 論文等の作成における学問的倫理に反する行為

(7) 本学の規則に違反する行為

(8) 本学の教育研究等の業務を妨害する行為

(9) その他,  学生の本分に反すると認められる行為   (懲戒処分の種類及び内容)

第4条 懲戒処分の種類及び内容は,  次のとおりとする。

(1) 退学 学生としての身分を喪失させること。

(2) 停学 有期停学又は無期停学とし,  登学を禁じること。

(3) 戒告及び訓告 文書による注意を与え,  自省を促し今後を戒めること。

  (懲戒処分の量定)

第5条 懲戒処分の量定は,  別表に定める懲戒処分の標準例に準拠する。ただし,  過去に類似の行為を行ったことを理由と  して処分を受けたことがある場合,  または処分の対象となり得る複数の行為を行っていた場合等においては,  この限りではない。

  (教育的措置)

第6条 学部長等は,  第3条各号に掲げる行為の程度が軽微であり,  情状の余地があると判断したときは,  当該行為を行っ  た学生(以下「当該学生」という。)に口頭又は文書により厳重注意及び指導を行うことができる。

  (暫定的措置)

第 7 条 学部長等は, 第3条各号に掲げる行為があったときは, 必要に応じて口頭又は文書により自宅謹慎を命ずることができる。

2  前項の規定により自宅謹慎を命じた場合において,  懲戒処分の種類が停学であるときは,  当該自宅謹慎の期間を停学  期間に算入するものとする。

  (調査機関)

第8条 学部長等は,  第3条各号に掲げる行為があったときは,  必要に応じて,  直ちに学長に報告するとともに当該学生の所  属する学部等の教授会等において当該行為に係る事実の有無について調査を行うものとする。

2  学部長等は,  前項の調査を行う場合には,  教授会等のもとに調査委員会(以下「学部等調査委員会」という。)を設置し,  

 調査を行わせることができる。

3  学長は,  必要があると認めた場合には,  第1項の規定にかかわらず,  学長が指名する者により構成される調査委員会(以  下「全学調査委員会」という。)を設置し,  調査を行わせることができる。

  (弁明)

第9条 教授会等,    学部等調査委員会及び全学調査委員会(以下「調査機関」という。)は,    次条第2項に規定する懲戒  に関する意見書の作成に当たり,  当該学生に口頭又は文書による弁明の機会を与えるものとする。

2  当該学生は,  弁明の際,  必要な証拠(証人による証言を含む。)を提出することができる。

3  当該学生が弁明の機会を調査機関から与えられたにもかかわらず,  正当な理由がなく指定された期日に調査に応じない  場合又はあらかじめ指定された期日までに弁明の文書を提出しなかった場合には,  調査機関は当該学生が弁明の機会を  放棄したものとみなすことができる。

  (懲戒処分の決定)

第10条 懲戒処分の決定にあたっては,  第5条に規定する懲戒処分の基準に基づき,  当該学生の行為の原因,  態様,  結果,  

 影響等を総合的に勘案するものとする。

2  調査機関は,  当該学生の行為に係る事実の有無についての調査を終了したときは,  当該学生に係る別紙様式1の  懲戒に関する意見書(以下「意見書」という。)を作成し,  学長に提出しなければならない。この場合において,  学部等調査  委員会にあっては, 教授会等の議を経るものとする。

3  学長は,  前項の意見書の提出により懲戒処分の必要があると認めた場合は,  教育研究評議会の議を経て,  懲戒処分  を決定するものとする。

8 愛媛大学学生懲戒処分規程

規 則 第 5 号

  (懲戒に係る協議)

第11条 学部長等は,  意見書の教授会等への付議に先立ち,  懲戒の程度について,  理事(教育担当)と協議を行うものとする。

2  理事(教育担当)は,  懲戒処分の内容について「退学」も含めて検討する必要があると判断した場合には,  必要に応じて「学生  懲戒委員会」を設置することができる。

  (学生懲戒委員会)

第12条 前条第2項により設置する学生懲戒委員会は次の各号に掲げる者をもって構成する。

(1) 理事(教育担当)

(2) 各学部等の学生生活に係る事項を所掌する委員会の委員長

(3) 学生支援センター長

(4) 教育学生支援部長

(5)その他理事(教育担当)が必要と認めた者

2  前項第5号の委員には学外者を含めることができる。

3  学生懲戒委員会は理事(教育担当)が議長となり,  当該事案の懲戒の程度について審議する。

  (懲戒処分の決定及び解除の特例)

第13条 学部等において,  第3条第5号に掲げる行為(悪質な場合を除く)があり,  当該学生が事実を認めた場合は,  第8条,  第10条  第2項及び第3項,  第11条の規定にかかわらず,  当該学部長等は教授会等の議を経て,  当該学生の懲戒処分を決定することができる。

2  学部長等は前項の懲戒処分の決定後,  その執行を速やかに学長及び教育研究評議会へ報告するものとする。

3  第1項の当該処分を解除する場合は,  前2項の手続きを準用する。

  (懲戒処分の告知)

第14条 学長は,  懲戒処分を決定したときは,  別紙様式2の懲戒処分書の交付をもって当該学生に告知するものとする。ただし,

 交付が不可能であるときは郵送(配達証明付内容証明郵便等)により告知に代えることができる。

2  前項の郵送告知が不達である場合,  別紙様式3の告知書を大学内の掲示板に2週間公示すること(以下,  公示告知という。)

 により前項の告知に代えることができる。

  (懲戒処分の発効日)

第15条 懲戒処分は,  懲戒処分書の交付をもって当該学生に告知を行った日から発効する。

2  郵送(配達証明付内容証明郵便)の場合は,  懲戒処分書が到達した日をもって発効する。

3  公示告知の場合は,  公示期間が満了した日をもって発効する。

  (指導監督者)

第16条 停学中の学生に対する教育上及び生活上の指導を行うために,  指導監督者を置くことができる。

2  指導監督者は,  当該学生の所属学部等の教員とし,  学部長等が指名する。

3  指導監督者は,  停学中の学生の生活状況を把握し,  適宜,  学部長等に報告しなければならない。

  (無期停学処分の解除)

第17条 学部長等は,  無期停学となった学生について,  その反省の程度,  学習意欲等を総合的に判断し,  「無期停学処分」の解  除が適当であると認めたときは,  教授会等への付議に先立ち,  解除の相当性について,  理事(教育担当)と協議を行うものとする。

2  学部長等は,  前項の協議を行った上で,  教授会等の議を経て,  学長へ「無期停学処分」の解除を申し出るものとする。

3  学長は,  前項の申出が適当と判断した場合は,  教育研究評議会の議を経て,  「無期停学処分」の解除を決定するものとする。

  (懲戒処分決定前の自主退学)

第18条 学部長等は,  当該学生から懲戒処分の決定前に自主退学の申出があったときは,  特別の事情があると認められる場合を  除き,  この申出を受理しないものとする。

  (再入学)

第19条 学則第37条第1項及び大学院学則第37条第1項の規定にかかわらず,    退学処分を受けた学生の再入学は認めないも  のとする。ただし,  次条による再審査において退学処分が取り消された場合はこの限りではない。

  (再審査)

第20条 懲戒を受けた当該学生は,  懲戒対象とされた事実関係につき錯誤,  新たな事実の発見その他の正当な理由がある場合  は,  その根拠となる資料を添えて,  別紙様式4の再審査請求書により学長に再審査を請求することができる。

2  前項の請求により学長が再審査の必要があると認めたときに行う手続等については,  第8条から第12条までの規定を準用する。

 ただし,  学長が再審査の必要がないと認めるときは,  速やかにその旨の理由を付して文書により当該学生に通知するものとする。

  (懲戒処分の公示)

第21条 懲戒処分を行った場合には,  処分の内容を別紙様式5の公示書により,  全学部の掲示板に7日間掲示するものとする。

  (事務)

第22条 懲戒に関する事務は,  学部等の事務部及び教育学生支援部において処理する。

  (雑則)

第23条 この規程に定めるもののほか,  懲戒に関し必要な事項は,  学長が別に定める。

 附 則

1  この規程は,  平成21年4月1日から施行する。

2  学生の懲戒手続に関する申合せ(平成18年規則第165号)は,  廃止する。

3  交通事故及び違反に対する懲戒の基準(平成2年9月12日評議会申合せ)は,  廃止する。

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